- 落橋防止システムの設計
当社は、既存の橋梁の耐震性能を向上の一環として、現場の状況に応じて、最適な落橋防止案を提案し、設計を行っています。また、システムの寿命についても考慮し、耐久性に優れた材料を選定しています。
- 支承取替設計
支承とは、橋梁の上部構造と下部構造を接続する重要な部品であり、長年の使用や環境の変化によって、支承の劣化や破損が発生することがあります。
当社では、支承の取替設計にあたっては、最適な支承の種類や設置方法を検討し、設計を行っています。
- 橋梁主構造補強設計
橋梁の主構造補強設計は、既存の橋梁の耐荷力を向上させるために行われます。主構造補強は、橋梁の基礎部分や橋脚などに次ぐ重要な構造とされており、耐荷力を向上させるためには、橋梁の現状調査、解析、設計が必要です。主構造補強の設計においては、橋梁の荷重条件等の外力に対する構造的な耐性を高めることが求められます。補強設計にあたっては、現状調査や解析を通じて、橋梁の弱点や不具合箇所を洗い出し、適切な補強方法を検討します。補強の方法としては、橋脚や橋台の補強、橋桁の補強、橋脚と橋桁の接合部の補強などがあります。また、補強方法の選定に際しては、補強工事期間や交通規制などの影響を最小限に抑えることも考慮されます。
- 床版取替設計
床版とは、橋梁の上部構造物の一部で、車両や歩行者が通行する部分です。長年の使用や荷重の影響により、床版の劣化や破損が発生することがあります。この場合、床版の取替工事が必要となります。床版取替工事では、現地調査や設計に基づいて、新しい床版の材質や厚さ、支持構造などを選定します。また、施工方法や工期、予算なども考慮しながら、最適な取替案を立案します。